ハングアウトの可能性
最近、スタートアップ(新しいビジネスモデルを開発し、市場を作り上げるポテンシャルを持った事業の立ち上げ)の声を聞ける環境がある。
日頃のGoogle+での情報から意見交換をし、お互いの人となりを知ったうえでハングアウト(Google+の無料通話サービス)を行い、より密な意見交換を行っている。
主に個で活動している方々で、通常はそれぞれ点でつながっていたが、ある方をお招きすることで、初めて同時に5名でのハングアウトを行うことが出来た。
日頃の投稿やコメントでの交流により、初めて認識した声もイメージと合致しやすかったようで、スムースな会合となり、とても有意義なハングアウトミーティング。
プレゼンを行い、それに対し建設的な意見交換となり、スタートは21:00〜と決めていたものの気がつけば日を跨いでいた。
3名のフルスタックエンジニアの方々とは普段から個別的にハングアウトをさせて頂いていたが、起業については専門の方にも聞いていただいたほうが良いということから、今回ゲストにご相談したところ、快く参加をしていただけた。
スタートアップというのは起業という中でも圧倒的なアイデアと技術が必要なものであり、また収益化も難しいものである。
より意見を吸収し、アイデアとイメージを作り上げてさらに技術的に設計を考えるというフルスタックエンジニアの方々には脱帽してしまう。
しかし、マネタイズはやはり難しい。
ビジネスであれば、事業計画を立てる上でマネタイズを前提にしなければならない。
フリーミアム(基本無料から有料課金モデル)であれば、どこから有料にすべきかと考えた場合、基本の無料サービスも一定のパフォーマンスが必要であり、その上で無料プランを凌ぐ魅力的な機能を有料化しなければならず、技術面・アイデア面でもさらなる知恵を絞り出さなくてはならない。
しかし、それが面白い。
私は自身のプロデュース力を磨きたいところもあり、積極的に相談に乗っているが、情報をかき集め知恵を絞り意見交換することで脳の活性化が出来ることをとても気持よく感じられる。
どのようなサービスなら支持を得られるのか?
どうやればユーザーを獲得できるのか?
どのようにマーケティングを行うのか?
どのようなマネタイズを行うべきか?
話は尽きない無限のループ。
今までは使うだけだったWebシステムが生まれる瞬間から立ち会える面白さ、世の中がもっと楽しく便利になるアイデア議論、一緒に育てられる楽しみ、そしてその開発者の人柄から信頼してのネットやリアルでのアナウンス、黎明期からのユーザーとなれる喜び。
すべてアンバサダー、エバンジェリストとして取り組みたい。
先日ローンチされた755という大手のサービスは短期間で250万ダウンロードということだが、この輪が広がっていけば大手の宣伝力にも劣らなくなるような気がする。
今は難しいだろうけど、SNSでのつながりがもっと密になれるハングアウトを利用すれば可能性は広がるかもしれない。