団塊Jr世代の未来予想図

明るい未来を想像し、アイデアや課題を書いていきます。

図書館の活性化についてハングアウトミーティング

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先日、Google+で知り合った友人から相談があり、図書館の活性化について相談に乗って欲しいと言われ、面白そうだと思い別の方も誘って3人でハングアウトミーティングを行った。

ハングアウトとは、ビデオ電話と画面共有とメッセージ機能・チャット機能が同時に出来るために、プレゼンや会議などでは実際に会うよりも有意義なものになる優れたサービスであるが、よく活用していて広めようとも思っているものだ。

ハングアウト開始時刻を決めて、その時間になると3人はチェックインするのだが、それまでに各々テーマに合ったユニークな取り組みの参考やマインドマップによる資料提供などを行い、それを予め共有しておくことで、さらに有意義なディスカッションとなった。

そもそも図書館は利用はするものの、運営としては参加した事がないため、その友人からの情報から導き出されるキーワードから発想を始めるわけだが、この全く経験のないものであるがゆえにその立場になって議論することは知識も増え、なおかつアイデアが生まれたりすることから積極的に参加するようにしている。

友人曰く、図書館法というものがあり、個人が何を読んだかなどは思想等の自由を侵害しかねない事からデータを残してはいけないらしく、データがどれが使えて何を導き出せるのかというのは担当者に聞かなければわからないとのことだったので、結論は先送りとなってしまったが、次回はさらに面白い話が出来そうな感じである。

このテーマを考えるにあたって、一体図書館とはなんぞやと考える事が出来た。

図書館の任務と目標(日本図書館協会)よりhttp://www.jla.or.jp/library/gudeline/tabid/236/Default.aspx

「すべての国民は,いつでもその必要とする資料を入手し利用する権利を有する」

「すべての国民は,図書館利用に公平な権利をもっており,人種,信条,性別,年齢やそのおかれている条件等によっていかなる差別もあってはならない」

 現在では、書籍のデジタル化されているが、賛否両論あり、まだまだ図書館の価値はあると思っているし、私自身もよく利用させてもらっている。

しかし、必要とする資料となると、以前に比べ図書館に行かずともインターネットで入手することが可能ともなってきたた。

また、少子化の影響から子供連れの利用者もピーク時からすると減少傾向であることは想像できる。

その上で図書館の存在価値について考えてみた。

情報入手の平等であるとのことであれば、現在のインターネット環境を提供しネット検索も出来るようにするというのもある。

これはインターネットカフェのようなものとなり、犯罪に使われる可能性があるため、誰がどこにアクセスしたのかを把握しておかなければならないと思うが、これは図書館法には触れないのだろうか?

まぁ法律というものは常に進化しなければならないため、現実とすりあわせて良い方に行けばいいのだが、現実は改正するまでは出来ないだろう。

犯罪に使われないように利用上のルールをしっかりと決める事が大前提だ。

ある図書館では電子書籍端末を貸し出すというところもあるらしい。

私自身は書籍は紙が良いと思っているのが

 

  • 紙の独特の匂い
  • 本棚に並んだタイトルと背表紙の光景
  • 厚みによる進捗具合の確認

 

という理由なのだが、何冊も持っていくのは困難な移動時などには、やはり電子書籍が良いだろう。

だから、電子書籍を貸し出すというのには少し疑問をもってしまう。

また、図書館ねこデューイという話を思い出した。

1988年の1月、凍てつく冬のある日、屋外の書籍返却口近くに捨てられていたといいます。その後、スペンサー市議会の正式な了承を取り付け、晴れて図書館の常駐猫となりました。 その人懐こい性格で不況にあえぐアイオワ州の人々を癒すデューイの話題は徐々に広まっていき、活躍の場はポストカードや本にとどまらず、地元の雑誌やテレビ、果ては世界中のメディアへと広がっていきました。


引用元:デューイ(Dewey)~図書館のマスコットとして有名な猫

一人暮らしも多くなり、寂しい人達が気軽に足を運び、本に手をとる習慣ができれば面白いだろうが、これは二番煎じであるため参考までにしておく。

いろいろと議論したがSmartShelfというアプリを利用してうまく活用できる方法の模索を考える方向となった。

次回図書館の管理者と話をするようで報告が楽しみだ。